なんだか、息がクサい。
自分でもそう気が付くくらいなのに、特に他人と至近距離で話す時、相手に不快な思いをさせてしまっていないか不安になることがあります。
口臭の原因とは
口臭といっても様々な原因が考えられますが、そもそも唾液の分泌が少なくなり、口内が乾燥することによって口臭が起こります。
特に寝ている間、口の中の環境は乾燥しがちです。
対策としては、とにかく乾燥させないこと。
それが口臭だけでなく歯周病の予防にも繋がります。
普段の習慣対策
まずは、日常的に水分をこまめに取ること、鼻呼吸を意識することこそが大事です。
また、唾液を出すために、飴をなめたり、ガムを噛むことも効果的です。
寝ている間の室内の湿度に気を付ける必要があります。
枕元の手の届く範囲にペットボトルに入れた水を置いておくと便利です。
知っておきたい濃栓について
咳をした時などに突然喉の奥から飛び出してくることのある濃栓。
薄い黄色のような、乳白色のような色をした、小さなかたまりで、とてつもない悪臭を放っているため、臭い玉と呼ばれることもあります。
私が初めてこれを目にした時は、これは一体、なんなのか!と驚きを隠せませんでしたが、膿栓自体は自然にできるもので、体外の排出に個人差はあるものの、誰でも持っているものだとされています。
これは、様々な細菌やウイルスが原因で、のどの扁桃腺の部分の表面にある小さな穴に溜まることによって発生します。
この濃栓と言われるものが口臭の原因なのではないかと疑い始めました。
喉に詰まっている違和感を感じて、取りたい!と何度も思いましたが、歯ブラシ、綿棒、ピンセットなど、いずれにしても、傷つけてしまう原因になります。
自然に体外へと排出される分には問題ないのですが、無理に除去するのは良くないので、こまめにうがいをすることが有効的です。
口臭対策のために、その他にも見直したいべき項目はあります。
また、鼻が詰まる、鼻水が止まらないといった場合、蓄のう症が原因とも考えられます。
口臭対策
1 – 歯をきちんと磨くこと
まずは正しい歯磨きをすることが大切です。
歯磨きだけでは落とし切れない、歯間のケアも行ないましょう。
また、歯医者へ行って、歯石を取って貰うのもひとつの方法です。
2 – マウスウォッシュを利用すること
きちんとした歯磨きのあと、仕上げにマウスウォッシュを使用することにより、口臭予防効果が持続します。
3 – 舌クリーナーを利用すること
先ほど、濃栓について症状を挙げましたが、口臭の原因は、意外と舌に隠されていることが考えられます。
私は、これまで歯を清潔に保つことばかりに気を取られていましたが、口内を清潔に保つという面においては、舌が白くなってしまっていると、そこから原因菌が発生している可能性は大いにあります。
歯を磨いた直後はニオイが気にならなくても、特に、寝ている間など、時間が経つと悪臭を放つようになるといったケースが多いです。
そこで、舌クリーナーを使うようになってから、時間が経っても口臭が軽減されるようになりました。
歯ブラシを使って、舌を磨くというよりは、専用のクリーナーを使って舌のケアをする方をぜひお勧めします。
最後に
口臭は、普段の徹底的なケアによって、改善することができます。
自分だけの問題ではなく、相手にとって不快感を与えてしまわないためにも、適切なケアを心掛けていくべきです。
また、親知らずを抜いていないという場合、口臭の原因改善につながることもあります。
口臭を完全に断つのはなかなか難しいかもしれませんが、少しでも意識することによって改善はされます。
色々な組み合わせを試してみて、ぜひ効果を実感してみて欲しいと思います。