スーパーなどで安くで売られていることが多く、特に節約にもなる味方となる「もやし」。
野菜とはいっても、果たして栄養はあるのか?
もやしの成分について、見ていきたいと思います。
もやしに含まれる栄養素
食物繊維、ビタミンC、カルシウム、カリウム、葉酸、ビタミンB1、アスパラギン酸、等が含まれており、便秘や糖尿病、大腸ガンといった生活習慣病を予防、改善するはたらきや、美肌効果、疲労回復にも役立ちます。
このように、まったく栄養がない訳ではありません。
とにかく低カロリーで、とてもヘルシーというのが、もやしの魅力です。
しかしながら、食物繊維やビタミンCが含まれているといっても、その95%は水分とされており、他の野菜と比べると、どうしても栄養が豊富とは言い難いです。
その、もやしの中でも、比較的、栄養価の高い大豆もやしを選ぶようにすれば良いと思います。
次は、そのもやしの種類について見ていきたいと思います、
もやしの種類
市場で出回っているもやしは、およそ3種類に分けることができます。
▽ 緑豆もやし
国内では約9割を占めるため、よく見かける種類だと思います。
やや太めなのが特徴です。
▽ ブラックマッペ
やや細くて長いフォルムで、しっかりとした食感が特徴です。
▽ 大豆もやし
名前の通り、先端に大豆がついているのが特徴です。
もやしの中でも、特にビタミンB、食物繊維、カリウムを多く含んでいるのが、大豆もやしです。
他のもやしと比べると、スーパーなどでは、少しだけ値段が高いことが見受けられると思います。
使用用途にもよりますが、栄養面のことを考えるなら、もやしの中でも、大豆もやしを選ぶようにすれば良いです。
新鮮なもやしの選び方
もやしは大変、傷みやすいです。
ハリがあるもの、変色していないもの、水分が抜け出していないものが新鮮です。
できれば、袋が密閉されているもの、豆が開き切っていないものを選ぶと良いです。
気をつけるべきこと
ビタミンCは水溶性ビタミンのため、水に長時間さらしておかない、また、加熱時間は最小限で済ませることが大切です。
調理法としては、茹でるよりも、炒める、もしくは、蒸したり、電子レンジ調理が優秀です。
保存方法について、冷凍保存はできなくはないですが、もやし特有のシャキシャキ感は損なわれてしまうおそれがあります。
できれば、買ったら早いうちに消費したい限りです。
レシピのアイデア
ラーメンに入れる、鍋に入れる、みそ汁に入れる、炒め物に入れる、等々、普段の料理に最適です。
簡単なレシピについて掲載いたします。
*もやしのナムル
(材料)
・もやし1袋
・ごま油 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・ごま 適量
・塩 少々
もやしを電子レンジで加熱したあと、材料をあえるだけの超簡単レシピです。
ササッとできるため、おつまみにも最適です。
*ビビンバ風ごはん
(材料) 1人分
・もやし 1/3程度
・温かいご飯 お茶碗1杯程度
・ごま油 適量
・牛肉もしくは豚肉 100g程度
・キムチ 好きなだけ
・みそ 小さじ1
・酒 小さじ1
・卵 1つ
①フライパンに、ごま油をひき、肉を炒め、火が通ったらもやし、キムチ、みそ、酒を投入します。
②全体的に強火でサッと炒めたら、 ご飯も投入して、炒めていきます。しばらく放置しておくと、おこげができて美味しいです。
③真ん中に穴をあけ、卵を投入して、お好きな半熟加減で火を止めます。
簡単で美味しい即席ビビンバの完成です。
熱々のまま食べたかった(+面倒だった)ので、フライパンで調理して、そのままスプーンでいただきました。
ゴマ油の風味が効いていて、とても美味しいです。
写真では、にんじんも入れていますが、お好みでほうれん草など、好きな具材を入れてOKです。
また、みそを使って調理していますが、辛いのが好きな方はコチュジャン、にんにくなど、お好みで調味料を加えてください。
※話題のスキレットを利用すれば、火にかけたあと、そのまま食卓にも出せますし、インスタ映え効果も期待できます!
最後に
主役にも、脇役にもなる、もやし。
他の野菜と比べると、どうしても栄養価が格段に高い訳でもありませんが、安くで手に入ることが多いため、家計の味方になることは間違いないです。
もやし特有のシャキシャキ感を味わったり、量をかさましすることはできるため、特に、お肉などの、たんぱく質などと一緒に調理する際には最適だと思います。
普段の料理に上手く取り入れていきたい食材のひとつです。