納豆が健康に良いということは広く知られていると思いますが、私は、あの納豆特有のネバネバ、ニオイ、味の全てが好きになれずに、これまで、なるべく納豆を避けて生活してきました。
でも、健康な人、肌が綺麗な人は、みんな納豆などの大豆食品を取り入れています。
苦手な納豆を食べる理由
私が食事に納豆を取り入れるようになった一番の理由は、健康に良いからです。
そもそも食べることが大好きなだけなのですが、健康に良いと思った食べ物は、大体、食べるようにしています。
でも、未だに、タレとカラシが入っている、通常の納豆は正直食べません。
私が納豆が苦手な理由のひとつが納豆の「味」なのですが、今では、様々な風味の種類が出ているので、そういった納豆の種類を選ぶことです。
例えば、梅風味とか、しそ海苔、ごま醤油、卵醤油など、ラインナップに富んでいるので、自分が食べやすいものを選ぶようにしています。
付属のタレが違うだけなのですが、風味が変わると、においも軽減される気がして、随分美味しく食べられるようになります。
納豆の手軽さの魅力
納豆を選ぶもうひとつの理由は、時間を掛けずに食べられるからです。
自炊をしようと思ったら、手間も時間も掛かります。
納豆の良いところは、なんといっても準備するのがラクな部分です。
納豆だけで、おかずの一品にもなります。
買ってすぐに食べられるくらい簡単なのに、本当に栄養面で優れていて、栄養が偏りがちな一人暮らしの食生活の味方だと思います。
最悪、ご飯を炊いて、納豆とインスタントの味噌汁で済ませることができます。
改めて、納豆の栄養について振り返ってみたいと思います。
納豆に含まれる栄養
大豆自体が身体に良いのですが、納豆は発酵させることによって、さらに健康に良い成分として、特有のナットウキナーゼと呼ばれる消化酵素が生まれます。
酵素は、疲労回復、肌荒れ改善など、あらゆる面で、生活の質が向上することが明らかになっています。
一人暮らしをしていると、栄養バランスに気を付けているつもりでも、つい食生活が乱れがちになってしまいます。
そこで、納豆を積極的に食べるようにすることによって、様々な栄養素を補うことができます。
納豆には、良質なたんぱく質は勿論、美肌効果のあるポリアミンは、ヒアルロン酸の約10倍もあると言われているくらいです。
骨の強化や老化防止に役立つビタミンK、肌の健康を保つビタミンB2などのビタミン類、セレン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類、食物繊維などが含まれており、食べるのは、もはやメリットしかないようにも思います。
納豆には、血液をサラサラにする効果もあり、コレステロール低下、生活習慣病の予防にも役立ちます。
ただし、納豆は70度以上で加熱すると、その効果を発揮できなくなってしまうため、注意が必要です。
1日1パックを目安にして食べると良いですが、特に納豆の効果を得るには、夜食べるのが最も効果的とされています。
納豆が便利だと思う一番の理由
一人暮らしをしていると、食べ物を腐らせてしまったり、賞味期限を切らしてしまうこともあります。
納豆が便利だと思うのは、なにより、冷凍保存ができるところです。
パックのまま、冷凍庫に入れて冷凍さえしておけば、食べたい時に食べることができます。
長期保存が可能になるので、安い時にまとめて購入しても安心です。
食べる際は、自然解凍するのがベストですが、時間がない場合は、電子レンジで大体、20~30秒ほど加熱するだけです。
くれぐれも加熱のし過ぎには注意が必要ですが、加熱する際は、パックの上のフタを外して、中のビニールも取ります。
この時、常温のままだと、納豆がネバネバするのも嫌なのですが、冷凍することによって、ビニールがスパッと剥がれるのも気持ち良いです。
付属のタレも外しておきます。
あとは、加熱が終わった納豆にタレを入れて、混ぜて、そのまま食べるだけです。
常に、納豆を冷凍庫にストックしておきたいくらいです。
納豆にトッピングしたら合うもの
●ネギ類
定番かもしれませんが、ネギ類には「アリシン」という成分が含まれていて、納豆のビタミンB2の吸収を促進してくれるといった効果も期待できます。
●じゃこ、チーズ
手軽にカルシウムが摂取できます。
●キムチ
発酵食品パワー+乳酸菌のはたらきによって、便秘改善効果が期待できます
●オクラ、大葉、大根おろし
さっぱりして食べることができます。
●海苔、ごま、梅、明太子、うずら卵など
納豆に飽きたら、少しアクセントを加えてみるだけでも、随分違った味を楽しめるようになります。
●オリーブオイル、ごま油、ラー油、アマニ油
風味付けにしたり、オメガ9、オメガ3と呼ばれる油は、健康にも良いです。
まとめ
納豆が身体に良いとは分かっていましたが、改めて、大豆と発酵食品のパワーは計り知れないということが分かりました。
これだけ手軽に摂れて、栄養価が高い食べ物は他にないと思います。
手軽に摂れるため、1日1パックを目安に、毎日の食事に取り入れていきたいです。