どんなに食べても太らない人っていると思います。
痩せている人が「もっと太りたい!」と言っているのを聞くと、非常に羨ましくもあるのですが、元々、食が細いとか、食べることに対してそもそも関心がないという人もいます。
私は食べることが大好きなので、そういう思考とは無縁なのですが、
その反面、よく食べるのにも関わらず、全然太らずに、健康的に痩せている人も沢山います。
その違いは、食べた分だけ、きちんと消費されているかどうかだと思います。
食べたあとの余分なエネルギーは体内へと蓄積され、それが脂肪となり、落ちにくくなってしまいます。
体質の問題もありますが、仕事でも、家事でも、日頃の運動や、頭を使う勉強など日中の活動で消費していたり、便として体外へと排泄されることによって太る心配がないのです。
特に年齢を重ねるにつれ、30代以降は基礎代謝が落ちるため、体内に脂肪を蓄積してしまいがちです。
今まで、若い頃は大丈夫だったことも、年を取るごとに、きちんと考えていかなければならない部分はあります。
朝食は必ず摂る
大前提として、夜よりも、朝の食事に重きを置きます。
朝食は、1日のエネルギーの源にもなりますし、なにより消費されやすいです。
まずは、生活習慣を見直すことによって、心身ともに健康状態が保てるのは間違いないです。
夜の食事は体内に蓄積されやすいため、痩せている人は、夜の食事の量を減らし、朝から夕食並みのボリュームの食事をがっつりとる人もいます。
朝は食欲が湧かないというのであれば、バナナ1本や、ヨーグルトなど、自分が食べやすいものを選んで口にするだけでも、脳のはたらきは活性化します。
1日のサイクルの中で、決まった時間に食事を摂ることは大事ですが、その一方で、気分や体調に合わせて調整していくことも大切です。
自分の体調に合わせること
痩せている人の食生活の特徴として、「お腹が空いていないから今は食べない」とか「お腹が空いたから食べる」といった感情に忠実に従っている気がします。
「時間になったから」とか、「ルールだから」とか「人付き合いだから」などといった理由で、お腹が空いていない時に、食べたくもない食事を口にしてしまうのは、後々、太る原因にもなってきてしまいます。
それから、
満腹になった!というよりは、ちょうど良いと感じる「腹8分目」までで切り上げる人が多い傾向にあると思います。
もったいないから、といった理由で、無理して限界まで食べてしまうと、必要以上に気持ち悪くなってしまう恐れもあります。
また、食事を食べ過ぎることによって、集中力の低下にもつながってしまいます。
なにを食べるか見極める
その一方で、いくら食べても、食べることがやめられない、すぐにお腹が空いてしまう。
そんな時は、食べ物の「質」にこだわることも非常に大事です。
糖分の高いお菓子をご飯の代わりに食べるなんてもってのほかで、だったら、食物繊維も含まれている炭水化物を食べている方が、まだ良いです。
栄養バランスの取れた食事に重きを置くことこそが、なによりも大事です。
特に、甘いものを食べてしまった場合、もっと食べたくなってしまう中毒性があります。
これらは、ご飯の量を減らしてまで、食べるものでないというのは明らかです。
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痩せている人の食習慣
比較的、痩せている、健康的な人は、すぐお腹がいっぱいになり、消化が早い傾向にあると思います。
そのため、1回の食事の量は少しずつ食べる、食事をする際も時間を掛けてゆっくりと食べている。
綺麗な体型を維持している人が自然とやっていることです。
もし、思い当たる節があるならば、この機会に見直してみる必要があるかもしれません。
食べるという幸福
お腹が空くということは決して悪いことではないです。
ただ、ある程度の時間を適切に守ることは大切です。
いくらお腹が空いたからといって、深夜に糖分の高いチョコレートやカップラーメンを日常的に摂取していたら、太るだけでなく、様々な弊害として、健康にまで被害を及ぼしてしまいます。
適度の空腹感はからだにとっても良い影響をもたらします。
なにより、空腹の時に食べる食事こそ、美味しいものです。
食べることは生きることでもあります。
1日中、寝ていたり、動かないでいたり、どんなに悲しいことがあってもお腹は空きます。
どうせ食べるなら、美味しく、健康的で幸せを感じながら食事をしたい限りです。