とにかく甘いものが食べたい。
からだが糖分を欲している時に、砂糖たっぷりのものを体内に入れてしまうと、次々へと欲しくなってしまい、抑制ができなくなってきてしまいます。
こういった症状は、「糖質中毒」が考えられます。
甘いものを食べて糖分を補給しようと思っても、余計にイライラするようになってしまったり、どんどん食べたくなってしまう心理に陥ってしまいます。
さらに、酷くなると、低血糖症を引き起こしてしまいます。
砂糖を過剰に摂り過ぎると低血糖を引き起こす理由
甘いもの(糖質)を摂取した時、血糖値が急上昇します。
血糖値が上がりすぎた状態だと体に問題が発生するため、血糖値を下げるはたらきを持つ、インスリンというホルモン物質が血液中に増えます。
このインスリンが大量に分泌されてしまうと、血糖値が急低下し、やがて低血糖状態を引き起こす原因ともなってしまいます。
そもそも低血糖症とは?
低血糖症とは、簡単に言えば、血糖値を調節できず、安定した血糖値を維持することができない病気のことです。
血液中のブドウ糖レベルが異常に少なくなる状態のことを指します。
糖分は、ヒトの脳にドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンと言った神経物質を刺激して分泌を促進する効果があります。
ブドウ糖とは、生きるために欠かせないエネルギー源です。
しかし、必要以上の糖分過剰摂取、極度の食事制限、また、空腹の状態で運動をすると、低血糖症を引き起こす原因にもなってしまいます。
低血糖の症状、血糖値の仕組みについて
本来、人の食欲は、血糖値に比例していて、正常は、血糖値が下がると空腹を感じ、血糖値が上がることによって満腹を感じるようになっています。
しかし、低血糖症の場合、そのはたらきが上手く機能しないため、症状として、空腹感が起こったり、脈が速くなったり、手や指が震える、集中力が低下する、頭痛といった症状や、酷い時には昏睡状態に陥ってしまいます。
これらは糖尿病の患者に見られる状態でもあり、
低血糖症の定義として、Wikipediaには、以下のように記載されています。
低血糖症は緊急疾患の可能性があるため通常は血糖値が70mg/dl未満の場合は低血糖症に準じた対応をする。しかし厳密には血糖値が低いだけでは低血糖症と診断するべきではなく交感神経刺激症状や中枢神経症状が存在し、かつ血糖値が60~70mg/dlの時を低血糖症という。

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砂糖は食欲を増進させるばかりでなく、精神的にも不安感、イライラを感じさせる原因になってしまいます。
中には、血糖値が急激に上がるのを防ぐはたらきを持つ、果糖、人工甘味料といった成分が、私たちの身の回りの食料品や飲料水になにかと含まれており、こうした製品は世に沢山出回っていますが、これらは必ずしも太らないという訳ではありません。
くれぐれも、糖分は適切に摂取することこそが大切です。
低血糖症の対処法について
では、どうすれば良いのか?
そもそも、糖分が不足しているというよりは、たんぱく質源が不足していることが考えられます。
たんぱく質が不足すると、セロトニンという脳内物質も不足し、体が糖度の高いものを欲しています。
また、糖分を摂取しすぎてしまうと、糖分を分解するためのビタミンB1、B2が不足してしまうことも考えられます。
特に、たんぱく質源、ビタミンB群の製品を積極的に取り入れていきたい次第です。