ビタミンCは、水溶性ビタミンの一種で、「アスコルビン酸」とも言われており、美肌を保ち、皮膚や腱けん、軟骨などの結合組織を構成するコラーゲンを増やすために欠かせない栄養成分のひとつです。
ビタミンCの効果
■ アンチエイジング効果
ビタミンCには強い抗酸化作用があり、細胞の老化、紫外線やストレスによる酸化を防いで、肌荒れを予防してくれるはたらきがあります。
また、皮膚や粘膜、骨の健康維持にも役立ちます。
■ 免疫力をアップさせる
風邪をひいた時には、ビタミンCを摂るといいと言われています。
これは、ビタミンCに免疫力を高めるはたらきがあるためです。
また、血管を強化したり、鉄分の吸収を促進するはたらきがあります。
その他、コレステロールの低下、がん、動脈硬化や心疾患を予防する効果があります。
■ 抗ストレス効果
ビタミンCは、抗ストレスホルモンの合成をサポートするはたらきを持ちます。
そのため、ビタミンCが不足すると、ストレスを感じやすくなるということがあります。
ビタミンCを多く含む食材
主にフルーツ、野菜に多く含まれています。
ビタミンC=レモンというイメージが強いですが、レモンよりも、グレープフルーツ、 オレンジ、 柚子などの柑橘類や、カムカム、柿、アセロラ、苺、キウイフルーツなどにビタミンCが非常に多く含まれています。
ビタミンCは、ジュースからでも摂ることができます。
レモンは、1個あたりビタミンCの含有量は20mgとされています。
また、ピーマン、パプリカ、パセリ、トマト、ブロッコリー、ほうれん草、キャベツ、いも類などの野菜にもビタミンCは豊富です。
ビタミンCを多く含む食材
食品 | 1食あたりの目安量 | 含有量(mg) | |
野菜 | 菜の花 | 1/2束(100g) | 130 |
赤ピーマン | 大1/2個(75g) | 115 | |
なばな(洋種) | 1/2束(100g) | 110 | |
芽キャベツ | 5個(40g) | 64 | |
ブロッコリー | 1/2株(50g) | 60 | |
果物 | 柿 | 1個(200g) | 127 |
ネーブルオレンジ | 1個(200g) | 78 | |
はっさく | 1個(250g) | 65 | |
苺 | 100g | 62 | |
キウイフルーツ | 1個(100g) | 59 |
ビタミンCの摂取目安量
厚生労働省による1日あたりの推奨量(2020年版)は、成人の場合100mgとされています。
ビタミンCが不足すると、血管がもろくなり、出血を起こす壊血病などになる恐れがありますが、バランスの良い食事を心がけていれば、ビタミンCが不足する心配はありません。
また、ビタミンCは、基本的に過剰摂取しても吸収率が低下し、残りは尿から出てしまうため有害な過剰症はないとされています。
効率よくビタミンCを摂取するには
ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いため、できるだけ新鮮な生の状態で食べるのが良いです。
ただし、いも類はビタミンCがでんぷんにより保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。
くれぐれも、ビタミンCが含まれる食材は、洗い過ぎ、茹で過ぎ、水のさらし過ぎに注意が必要です。
より美肌効果を高めたいなら
美肌効果を期待するなら、食べ物や飲み物から摂取する内側からとともに、直接、肌にはたらきかける、外側からのスキンケアも効果があります。
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