骨の健康維持に!「ビタミンK」のはたらき

ビタミンKは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつです。

食品から摂取するビタミンKと、体内の腸内細菌や組織でつくられたビタミンKとの両方を利用しています。

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ビタミンKの概要

ビタミンKには多種類ありますが、一般にビタミンKとは、「フィロキノン」、「メナキノン-4」、「メナキノン-7」を総称したものです。

主に、植物の葉緑体でつくられるビタミンK1 (フィロキノン) と、動物体である細菌類の微生物によってつくられるビタミンK2 (メナキノン類)の2種類があります。

そのうち、ビタミンK1は1種類ですが、ビタミンK2には何種類かの同族体が存在します。

ビタミンK2のうち代表的なものは、動物性食品に含まれるメナキノン-4と、納豆が産生するメナキノン-7です。

数種類あるビタミンKのうち、栄養学的に重要なものが、ビタミンK2である、メナキノン類です。

※ビタミンK1のフィロキノンは組織内で酵素のはたらきにより、メナキノン-4に変換されますが、その量はそれほど多くはないと見積もられています。

ビタミンKの効果

・出血時に血液を凝固させる

血液を固めて、止血するための成分に関与していて、因子を活性化させる補酵素として役立っています。

・骨の健康維持に役立つ

カルシウムとともに、必要不可欠で、骨にあるたんぱく質を活性化し、骨に沈着させて、骨の形成を促すはたらきがあります。

ビタミンKは骨粗しょう症の治療薬としても使われているほどです。

・動脈の石灰化を防ぐ

その他にも、血管の健康維持にも役立っています。

ビタミンKを多く含む食材

ビタミンKは納豆に非常に多く含まれています。

1パック(40g)あたり、240μgも含まれています。

これは、厚生労働省による1日の推奨摂取量(2015年版)150μgを満たしています。

メナキノン (ビタミンK2) の中でも、納豆に含まれているメナキノン-7は、骨粗鬆症への効果が期待されています。

フィロキノン (ビタミンK1) は、小松菜、ほうれん草、モロヘイヤ、つるむらさき、ブロッコリー、キャベツ、トマトなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

メナキノン4( ビタミンK2 )は、微生物によるもので、チーズなどの動物性食品に含まれています。

その他にも、鶏肉、海藻、豆類、植物油などにも含まれています。

最後に

ビタミンKは、緑黄色野菜をはじめとする、様々な食品中に含まれています。

腸内細菌によってもつくられるため、通常、不足する心配はほとんどありません。

ただし、ビタミンKの吸収は胆汁の存在のもとに小腸上部で行われているため、加齢により膵液や胆汁の分泌量が低下すると、腸管からのビタミンKの吸収量が減少します。

ビタミンKは、1日あたりの摂取上限が設けられていないため、積極的に摂っていきたいビタミンのひとつです。

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